カテゴリー: 覚え

  • 産土の土地

    色取り取り蝶舞う社の木彫り鶴 苔むす段に見合わせずとも いろとりどり ちょうまうやしろのきぼりづる こけむすだんに みあわせずとも / 一生 “202305051130”きぼういずる、本殿の見えぬ […]

  • あれは目指す光の導

    日月の會う 港の空 月の戸を解く日の鍵を いずれ開ければ帰られる あれは目指す光の その導 帰りの舟はまだ着かぬかな “20230211”建国記念の日、伊豫國の港

  • 和歌 – 朝

    枕元 貴女の面影見る影に 覚めて温みにも気づくかな まくらもと あなたのおもかげみるかげに さめてぬくみにもきづくかな / 一生

  • 雀 – すずめ

    鈴が鳴れば雀が鳴くよ すゞがなればすゞめがなくよ / 夜の月也 “202212260920”この日何の日かな山積みの日 “20230118”五十いそ音の鈴すず

  • ドーナッツ

    元々輪だったものを切り 出来た線ならそれを見て 一の字にさえ文を切る人 “202212252227”宇宙の形をこのようにも見 愛の形を知りた人は大人成